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| 使い込むほどに美しい、年を経るほどに豊かな表情を持つ。 手入れしながら愛着を深めてゆける。 そんな木製ドアを造り続けたい。 |
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| Maintenance report 2 |
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納 入 日 時 ; 平成16年7月 住 所 ; 広島県内 玄関ドアの設置条件 ; 南 庇約90cm ド ア 品 番 ; YP201-1023S オイル塗装(OPI色) 処 理 方 法 ; 全研磨+全塗装 訪問のきっかけは、ご主人様からのお問合せで、入居当初は念入りにメンテナンスを行ったが、ここにきて色艶ともに以前のようなきらびやかさが無くなり何度塗り足しても上手くいかない・・・・とのご相談でした。 早速、現地へ赴き、メンテナンスの診断をしましたところ、こちらのお宅では「塗り過ぎ」のために 木目が潰れかつ、ペンキのようにt塗布したオスモカラーが劣化しチョーキング現象をおこしていました。 早速メンテナンスに取り掛かります。 準備する物は『アイロンサンダー・ペーパー#60・オイル塗料OPI色・ウエス(乾いた布)・養生テープ・新聞紙・脚立』です。 ペンキのように塗布された塗装を全て研磨剥離する作業からスタートさせました。 研磨作業を効率よく行うために 今回はドアは取外し行いました。 ペーパー#60番 を用いて、全て剥離しました。 @準備 まずは養生です。 床・壁・ガラス面など、塗料が付着しては困る部分を新聞紙・布切れなどで覆います。また、取り外し可能な金物は取り外します。 A玄関ドア 表面の研磨 サンドペーパー(#60)を使用し、木目に沿って玄関ドア表面を研磨しました。その際、作業の円滑化を図るためにアイロンサンダーを使用しました。 (インターネットなどで販売しています。とても便利な道具です。) B研磨の後、ヒビ割れが生じた部分にウッドパテをあらかじめ摺りこみました。 Cオイル塗料(OPI色)を塗布します。 最初に塗りにくい部分から塗るのがコツです。今回の場合は、ガラス押えなどの部分を先ず塗布しました。(小筆を使用しました) D玄関ドア全体にオイル塗料(OTK色)を塗布(ワンポイント3参照) E塗布したオイル塗料をウエスでしっかりと拭き取ります。 (ワンポイント4 参照。) F完成 考察 今回のケースは、全研磨・全塗装となってしまいました。木製玄関ドアは表面にオイル塗料を塗布し油分を保持させることで水分を寄せ付けずに玄関ドアを長持ちさせることが可能なのです。油分が切れますと今回のケースのように雨水がしみこみ、シミの原因となってしまいます。油分が少し切れたかな?と思ったら、早めに備え付けのメンテナンスガイドをご参照の上、『通常のメンテナンスA』を施してください。(1〜2年に一度が目安です) 木製玄関ドアの場合ですと日常のお手入れは少し手をかけてあげなければなりません。ある瞬間、ほんの少し大変かもしれませんが、研磨→再塗装を繰り返すことでその美しさを半永久的に維持させることができるのです。 シートなどに印刷されるインクはいつか必ず劣化します。いつか不自然に劣化する玄関ドアと、日々のお手入れの中から愛着を見出すことのでき、なおかつ半永久的にその表情を誇る玄関ドアではどちらが素敵と思いますか。 最後になりますが、今回のメンテナンスに要した時間は約5時間でした。 ワンポイント1 表面の油分少なくなったかな?と思ったら、備え付けのメンテナンスガイドに記載の手順に従って早めにオイル塗料を塗布してください。 ワンポイント2 通常のメンテナンスでは生地の状態までする必要はありません。 ワンポイント3 塗りすぎに十分注意してください。薄く薄く延ばすように塗布してください。塗装失敗の最大の原因は塗りすぎによる物です。 ワンポイント4 車のワックスを拭き取る感覚です。拭き残しが無い様にしっかり拭き取ってください。) 閉じる |