設置して6年目になる木製玄関ドア。色々な木製玄関ドアを見てきた中でも、とりわけ綺麗な状態です。軒が深く、直射日光や雨風の影響をほとんど受けない設置条件です。このように、木製玄関ドアの経年変化の進め方やお手入れの推奨頻度は、設置条件によって大きく異なってきます。
生き生きとした木のツヤがあります。焼杉の落ち着いた雰囲気とのコントラストも美しく上品な佇まいです。
Fさま(仮名)はご夫婦ともに楽器の演奏家で、練習室には様々な楽器が並んでいます。これらの大切な楽器を運ぶ際に雨がかからないないよう、玄関に深い軒を設けられたのだそうです。
Fさまのお宅は、エアコン1台で快適に過ごせる高気密高断熱住宅。工務店の勧めで採用されたというユダ木工の木製玄関ドアも、しっかりと実力を発揮してくれていました。
東京のマンションから引っ越して、電気代は4分の1に減ったそうです。他にも楽器の音を近隣に伝わりにくくする工夫など、機能性と意匠性が両立された素敵な設計です。
木のぬくもりと楽しい音楽に包まれた家。素敵な暮らしを覗かせていただきました。