鬼断熱ドアを目指して

ユダ木工が表記しているUw値は、JIS(日本工業規格)で定められた断熱試験方法によって実測された数値です。
この試験方法がどういうものなのか、今回はイメージ図を用意してみました。

※簡略化したイメージ図です。

・試験室を区切る壁に木製ドアを設置します。
・木製ドアを挟んだ2つの部屋は、それぞれ機械によって常に20±1℃と0±1℃になるようにコントロールされます。
・この温度差を保つためのエネルギー量を数値化したものがUw値です。

ユダ木工が初めて試験を実施したのは16年前。試験結果はUw値=2.57W/㎡kでした。この数値は、シングルの窓ガラスが一般的だった当時ではとても優秀なものでした。その後も研究を重ね、現在Uw値=1.56W/㎡kのドアを販売しています。(ラスティック玄関ドアシリーズ )

しかしヨーロッパなどではUw値=1.0W/㎡kを切る、さらに高性能のドアや窓が普及しています。日本でもこれからエネルギーロスの少ない住宅がますます一般化していきます。

ユダ木工も、より性能の高い木製ドアを開発中です。発売には至っていませんが、Uw値=1.03W/㎡kの木製ドアの開発まで進んでいます。
近い将来、Uw値=1.0W/㎡kを切る鬼断熱木製ドアの製造販売の実現を目指しています。