テクノロジー

防火木製玄関ドア

アーキテクトビルダーのための、防火木製玄関ドア。木造住宅専用(準耐火建築物除く)です。

認定記号ECとは、準遮炎性能を有する国土交通省が認定した「20分の準遮炎性能を有する防火設備」です。準防火地域の「延焼ライン内」の木造住宅の玄関ドアとして設置が可能です。Uw値=1.29W/㎡Kの高断熱仕様です。

 


 

国産材を活用した木製防火ドアの研究開発
「木」は燃える。木は火災に弱いの?

近年の大規模災害などを教訓に「災害に強い街づくり」といった、防災に対する意識はますます高まりを見せています。そうした災害対策には必須とも思える木製防火ドアの研究開発をスタートさせました。近年、環境の観点から注目を寄せる国産材の活用の一環でもあります。

「燃えシロ」、聞きなれない言葉かもしれませんが、近年の木造化促進事業の一環で身近な言葉になりつつあります。欧州では昔から使われる木材の炎に対する設計用語です。もちろん木製ドアにも応用できる理論です。法定の時間を燃え抜けない木製ドアの研究開発を進め、2018年に販売を開始いたしました。MIYAMA桧 TF防火設備玄関ドアシリーズ

 


 

『木製玄関引き戸』 が新たに仲間入り。
断熱木製玄関引き戸を商品化。

日本のお家芸である「引き戸」。様々な視点から今後その素晴らしさが見直されることになると思われます。

日本の気候風土や文化に適した木製の玄関引き戸が誕生しました。今まで以上に高い性能が要求される「断熱」。その性能を訴追した玄関引き戸。また、国産材化の流れの中で、桧材を採用。ユダ木工の付加価値の一つである、バイオマス木屑炊きボイラーによる「木材の人工乾燥装置」で最も木製ドアに適した含水状態にします。
従来、引き戸は断熱性能が劣る、といった印象をもたれる方が多いと思いますが、枠と扉のディテール設計に工夫を持たせることでこのように高い性能を発揮させることが証明されました。

 


 

断熱測定時の熱分布の様子です。

当社で開発中の新しいカタチの「木製玄関引き戸」の断熱測定(U値)を第三者公的機関で実施しました。結果は熱貫流率(U値)=1.92W/㎡Kで、予想を上回る数値を得ることができました。
本来、日本のお家芸である「引き戸」。様々な視点から今後その素晴らしさが見直されることになると思われます。今回に試験結果が その先駆けとなれば幸いです。

 


 

国産材を活用した高断熱ドアの研究開発。
U値=1.78W/㎡K 国産材「桧」を活用した断熱木製ドア

森林を荒廃させる無秩序な伐採に対し、正しい手段で生産される国産材桧 『合法木材』 を使用した、高断熱木製玄関ドア。

熱伝道率の低い木材と断熱材を組み合わせ使用することで、ドアフレームからの熱の「浸入」や「逃げ」を防ぎます、夏場の冷房効果、冬場の暖房効果を高めます。また、ドイツ性気密ガスケットの採用により、大変優れた機密性能を実現しています。四季を通じて人肌感覚の快適な生活が楽しめるでしょう。国産桧材を活用し、更に今日の住宅に要求される性能を満たすために扉厚は45㎜になりました。1層目は桧無垢材、2層目はドアの寸法形状を安定させるためクロスエンジニアリングウッドを採用。さらに断熱性能を向上させるために充填材にフェノールフォームを採用。まさに高断熱木製ドアです。

 


 

促進対候試験の実施。
歳月を感じさせる木製ドアとは

テーマは、いかにメンテナンスをできるだけ負荷なく可能とし、また『メンテナンスの情報をいかに愛用者の皆様にお伝えするか』

ユダ木工の標準塗装はドイツ製自然塗装です。再塗装のサイクルは短いが『誰でも簡単に日曜大工レベルで再塗装が可能』なのが最大のメリットです。短い周期でメンテナンスを施し、永く永く愛着を持って 人生の深みと同様に玄関ドアに歴史を吹き込んでいく。
時を経て 周辺の外壁が美しく変化していくのに 玄関ドアだけが変化しない住宅は創造しにくいですね。住宅とは本来歳月とともに養われる風格(美)があります。

 


 

寒冷地でも設置可能な木製断熱ドアの研究開発の実施。
寒冷地(北海道・長野県など)での次世代省エネ基準を満たした性能を持つ木質系複合型ドアの開発

断熱防露試験・動風圧試験を実施しその性能を確認しました。

寒冷地で使用可能な木製ドアの扉厚は56㎜となりました。
通常、日本で流通するドアは30~40㎜ですから、それらと比較すると驚くほどの扉厚です。表面第1層は無垢材、第2層にはドアの寸法形状を安定させるためにクロスエンジニアリングウッド、さらに中心部分には断熱性能の向上と防火性能を満たすためにロックウールを充填。扉厚み56㎜、この厚みが住む人を守ります。

 


 

木製防火ドア研究開発の実施。
「木」は燃える。木は火災に弱いの?。

2005年に中小企業経営革新支援法の認定を受け、木製防火ドアの研究開発事業を実施しました。

火災時に見る『木』の認識として、日本では、木は燃えるので火災には弱いとされています。しかし、ヨーロッパは違います。木は確かに燃えるけども火災時には一定の効果がある、と言われています。
割り箸やツマヨウジのように細い断面積のものでは、あっという間に燃え尽きて炭になりますが、大きな断面積の柱や梁は表面は燃えるものの、芯の芯まで燃え尽きるまでにはかなりの時間を要します。(広く一般的には1分0.7㎜)
このように、いわゆる「燃えシロ設計」を事前に施した木は、それなりの火災に対する効果があると考えられます。
そのような木の特性を生かした、木製防火ドアの研究開発でした。

 


 

気密・断熱性能への取り組み
無垢ドアの断熱防露・動風圧試験の実施。

今から、15年前に第三者公的機関で当社では、初めてとなる木製無垢ドアの断熱防露試験・動風圧試験を実施しました。

当時、ヨーロッパやアメリカでは住宅の高断熱化が顕著でしたが、日本ではまだ断熱気密に対する意識は一般的には低い時代でした。 そうした中でも一部の住宅会社では壁の高気密・高断熱化への意識の高まりが始まった時代でもありました。 今では当たり前のペアガラス(ハイスペック品はトリプル)が日常的に設置されるていますが、当時は、まだまだシングルガラスが一般的。
当時、「木は断熱性能優れているので当然木製ドアも断熱性能が高いはず?」と、言われていはいましたが具体的な数値については未知数のものが多かったのが実情です。そのような中で、木製ドアの実力値測定でした。

 


 

木製サッシドレーキップの断熱防露・動風圧試験の実施。

中小企業創造活動促進法の認定を受け、開発した木製サッシの断熱防露試験・動風圧試験を実施しました。

断熱性能*1  JIS A4710-1996 (建具の断熱性試験方法)
気密性能*2  JIS A1516-1998 (建具の気密性試験方法)
水密性能*3  JIS A1517-1996 (建具の気密性試験方法