木製ドアメンテナンスのチェックポイント
年末年始は、住まいと向き合う良い機会です。
木製玄関ドアのメンテナンスといえば塗装のイメージが強いですが、
実はもう一つ大切なチェックポイントがあります。
足元・くつずりの光漏れ
天然の素材、木材を使用している木製玄関ドアは、
直射日光や温度・湿度の影響を受けることで
反りなどが生じることがあります。
以前のコラム『木製ドアは変形する?』でご紹介したように、
変形とその影響を最小限にするための木材乾燥管理・設計と同じくらい重要なのが、
「将来的な変形をふまえた設計と調整機能」です。
木製玄関ドアのすきま・光漏れを調整で解消
長く快適に木製玄関ドアをご愛用いただくため、
より簡単な方法で調整ができるような設計・ご提案を
ユダ木工は日々考えています。
先日、住まい手さまご自身で
ご自宅の木製玄関ドアの調整メンテナンスをされたというお話を、
偶然SNSで目にしました。
今回はRさま(仮名)にご協力いただき、
実際にご家庭で行う木製ドア調整の事例を、
写真付きでご紹介します。
![Rさまアイコン](https://www.yudawood.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/2078a66f3566feefc494ab840ed53c47.png)
木製玄関ドアのすきまが気になってきていたので、
休日にまずは自分のドアをよく点検してから、
付属のメンテナンスガイドで調整方法を確認しました。
ユダ木工の木製玄関ドアをご採用いただいた方へ
お引渡し時にお渡しする「ユーザーサービスキット」。
木製ドアのお手入れのための
メンテナンス用品とガイドを揃えたこのキットには、
塗装メンテナンスだけでなく、調整方法のガイドも同梱しています。
![Rさまアイコン](https://www.yudawood.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/2078a66f3566feefc494ab840ed53c47.png)
メンテナンスガイドに従って調整を行い、
すきまが解消されました。小石なども払って掃除。
こういった休日の使い方も、たまには良いものです。
少しずつ理解を深めながら、
永くこの木製玄関ドアと付き合っていきたいと思います。