手仕事の住まい ガーデニングと木製玄関ドアリノベーション

1件の投稿から

「リノベーションでユダ木工の木製玄関ドアを採用しました。この木製ドアが、以前私が暮らしていて大好きだった広島県で造られていると知り、不思議なご縁を感じます」
そんな嬉しいコメントが添えられた、一件の投稿をSNSで見つけました。

美しい花が満開の5月のお庭の写真。あまりに素敵なお庭で、一体どんな方がお住まいなのだろうかと思い、この度取材をさせていただきました。

今回の「木製ドアのある暮らし」は、Kさま(仮名)のお住まいをご紹介いたします。

 

家づくりの原点の、思い出のお店

Kさまの家づくりの原点は、とある思い出のお店にあるのだそうです。

「広島県の瀬戸内海沿いの町に住んでいた頃、よく通る坂道の途中にお気に入りのお店がありました。木工製品を扱うショップです。カントリー調の雰囲気や暖かみのある木の感じがとっても素敵で、通うたびに『こんな家に住みたい!』という夢が広がっていきました。私の家づくりは、そこから始まっていると思います」

20年間大切に住まわれているお部屋のお写真です。Kさまは、とことん本物の木と自然素材にこだわり、このお部屋を計画されました。壁と天井には珪藻土を、無垢フローリングや木製室内ドア、木製サッシなどには自然塗料を用いて、全てご夫婦の手で塗装されました。

 

玄関も木製にこだわる

本物の木へのこだわりから、Kさまは玄関ドアも木製玄関ドアを愛用されていました。

「今回のリノベーションでは、1階と玄関を改装することになりました。玄関ドアの取り替えにあたって、必ず木製玄関ドアにしようと決めていました。インターネットで探して探して、最終的に選んだのがユダ木工の木製ドアでした」とKさま。

「私がお世話になっている大工さんは、大工仕事に関して妥協を許さない、厳しい目を持った方です。その彼が、玄関ドアの取り付けの際に『造りがしっかりしている。自分の家にも使いたい』と感心されている様子を見て、ユダ木工の木製ドアを選んで良かったと感じました。大工さんは何十年も家造りと真面目に向き合ってこられた方ですから、物の善し悪しがすぐに分かるのだと思います」

玄関ドアの周りに取り付けられた造作額縁は、木製玄関ドアの色味に合わせてご夫婦で塗装し仕上げたもの。信頼する大工さんとご夫婦とで、一緒に汗を流しながら作り上げた住まいなのです。

1階はご親族の介護のために畳から無垢フローリングへリノベーション。落ち着いた和の雰囲気を残しながら、明るく優しい色味でコーディネートされています。

 

暮らしを彩るガーデニング

感染症対策による社会の変化で家にいる時間が長くなり、お子さまも大きくなられたことで、趣味のガーデニングに力を入れるようになったのだそうです。

「今、一押しのお花はラナンキュラス・ラックスです。球根を植えっぱなしにできるので、おすすめです」

「ガーデニングは奥が深くて、日々のお手入れも苦労が多いです。苦労のほうが多いくらいなのですが、花が開き、家と雑貨とお庭のコーディネートがばっちり決まるときがあります。全体が調和した素敵な空間が作れたとき、いつもとても幸せな気持ちで眺めています」

 

ミニチュア木製ドア

今回は取材のお礼として、木製玄関ドアとおそろいのミニチュア木製ドアをプレゼントいたしました。

すると、早速玄関に飾ってくださったとのことで素敵なお写真をいただきましたので、最後にご紹介いたします。

すべての住まいに、一つ一つ素敵な物語があります。愛をもって育てられた大切なお庭と木の家を見せていただき、とても嬉しい気持ちになりました。

 

使用木製ドア
ヨーロピアン玄関ドアシリーズ